Edu4月号でGDMを知り、8月のセミナーに参加された方の体験談です。
あっという間に過ぎたサマーセミナー。理論の勉強に発音の教室、授業を見たり実際に授業をしたりと、何とも濃い有意義な時間を過ごさせていただきました。スタッフの方々にはたくさんのお世話をかけたことと思い、とても感謝しています。また、A,Bクラスの楽しい方々にお会いできたこともうれしく思っています。どうもありがとうございました。
GDMを知ったのは今年の5月、雑誌のEduをたまたま見たことがきっかけです。問い合わせをしてセミナーがあることを知り、参加を決めました。GDMについては何の知識も持たずまっさらな状態で臨んだので、初めて受けた授業の印象は衝撃的でした。最初は何が始まったのかと、眉をひそめながら先生を眺めていたのですが「ああ、そういうことを言っているのだな。」に変わり、先生からうながされて口を開き、いつのまにやらみんなで大合唱。そして自分から声を出してしまっている、という感覚は、今までには味わったことのないものでした。また「ちょっとわからない。」が「ああ、そういうことか。」に変わって、胸にストンと落ちた時がとても気持ち良かったです。
私は今、小学校や幼稚園、塾などで子どもたちに英語を教える仕事をしています。外国語である英語を獲得していくためには、inputとoutputがとても大切です。そのどちらをも取り入れる方法をずっと考え続けていますが、どうしたら子供たちの方からoutputしてもらえるのか、が私の中の特に大きな課題です。ところがびっくり!こんなに簡単に引き出す方法があったなんて・・・。日頃は何ておしゃべりな授業をしていたのかと反省しました。
またトレーニングとして実際の授業をしてみると、簡単そうに見えていた1つ1つの動きが、実に細かく計算されていたことに気づかされました。指の指し方、手の向け方、表情など、魔法にかけられたかのように動き出す口をつくるいろいろなテクニックが潜んでいるのだと思います。
そしてもうひとつ、私の学んだ大きなこと。それは「ウソはいけない」ということです。デモの中でhisという言葉をもう少し印象付けたいと思った私は、置いてあった帽子をそばに座っている男性に持ってもらったのですが、すぐに "That is a hat." という言葉が返ってきて、「ああ、そうか。」と思いました。本当ではない作られたものの中ばかりでは本物の言葉は育たないのだと、また胸にストンと落ちた瞬間でした・・・。
実はトレーニングに備え、スタッフの一人の方が熱心にアドバイスをくださいました。熱く、時に厳しく(笑)話をされる姿に感動して、明日はがんばらなければいけないと気を引き締めさせられましたし、その方のGDMへの真剣な姿勢もひしひしと伝わってきました。あの時間は私にとってこれからも忘れられないものになると思い、とても感謝をしています。どうもありがとうございました。
今回の3日間の研修で、改めて「ことば」の持つ奥深さを実感した気がします。先生の聞こえない声にうながされる感覚や、動きと言葉が1つになって理解されることIとYouの関係をつくり出すこと、でもそれは自分が何気なくしている当たり前の作業であること。そんな普段は意識していないことも丸々含めて、ことばが作り出されているのだと不思議な感覚を味わいました。
本当に「ことば」は生きているのだと感じさせられます。そして研修の中では、その「ことば」が自分の道具として種から芽を出し、大きな枝を広げた木へと育っていく様子を想像できる気がしました。自分自身が感じた「わかった!」といううれしさを、私がこれから関わっていく子供たちにも味わってほしいと思いました。
最後になりますが研修を終えて帰宅してから、報告もかねて主人に授業をしてみました。目には力を、手に想いを、声には熱意を込めて。すると主人から「表情がディズニーのキャラクターのようだ」との感想が・・・。ことばではなく顔に注意をひきつけてしまうとは、これからかなり勉強を積まねばならないぞ・・・、と新たな意志を固めさせていただいた次第です。またこれからも勉強会に出席いたしますので、その時はどうぞよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。
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